この資料はマイランが、2015年2月27日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・再編集したものを、ご参考として提供するものです。オリジナルのプレスリリースの正式言語は英語であり、本件に関する内容および解釈は英語が優先となります。また本資料に含まれる用語等は日本法令に基づくものではありません。オリジナル(英文)につきましては下記のサイトをご覧ください。
http://newsroom.mylan.com/index.php?s=2429&item=123282
2015年2月27日 - Mylan N.V.およびMylan Inc.(Nasdaq:MYL、以下「マイラン」とする)は、Abbott Laboratories (NYSE:ABT、以下「アボット」とする)の米国以外の先進国市場における、スペシャリティおよびブランドジェネリック医薬品事業の買収を完了したことをお知らせします。
エグゼクティブ・チェアマンである、ロバート・J・コーリーは、「本日をもってマイランは、次なる成長に向け、新しくエキサイティングな章に突入しました。この取引の完了により、私たちは財務的柔軟性の大きな向上、世界的な課税構造の最適化、収益の強化という利点を得て、将来的な機会に向けて、非常に良い位置に立つことができます」とコメントしています。
先日お知らせした取引合意の条件の下、アボットはMylan N.V.の1億1千万株を受け取り、その結果、従前のMylan Inc.の株主は、Mylan N.V.の株式の約78%を所有し、アボットがMylan N.V.の株式の約22%を所有することになります。アボットの米国以外の先進国市場における、スペシャリティおよびブランドジェネリック医薬品事業は、オランダに設立された新規公開会社であるMylan N.V.の下、再編成されます。Mylan N.V.は前Mylan Inc.のエグゼクティブチームが率い、ティッカーシンボルMYLでNasdaqにて株式取引が行われます。
マイランCEOのヘザー・ブレッシュは、「この取引により、当社のさらに高度な戦略的かつ財務的な拡大に対する機会を捉える能力が強化されます。この新しい資産が、当社の優れた既存のグローバルプラットフォームと、現在実施している強力な成長戦略に加わることで、世界70億の人々に高品質な医薬品を届けるという、当社のミッションの達成をさらに加速させることができます。この取引は、当社の財務状況を改善するだけでなく、地理的な拡大と、米国以外の最大地域におけるコマーシャルプラットフォームを大きく強化するものであり、当社の顧客販売チャネルをまたぐクリティカルマスを創出します」と述べています。
「本日、当社に約3,800名の従業員をアボットから迎えます。彼らが、“より良い世界のために健康を創る”という当社の理念を体現し、統合された組織に貢献してくれることを期待しています」と述べました。
将来予想に関する記述- Private Securities Litigation Reform Act of 1995
本プレスリリースには「将来性の見通しに関する記述(forward looking statements)」が含まれています。これについては1995年米国民事訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバー」規定に定義されています。それらの将来予想に関する記述は、Mylan N.V. (Mylan) によるMylan Inc. およびAbbott Laboratoriesの米国以外の先進国市場におけるスペシャリティおよびブランドジェネリック事業の買収提案に関する記述で、買収完了に期待されるタイムライン、買収による利益および相乗効果、Mylan N.V. およびMylan Inc. が買収した事業における製品に関して、将来的なオペレーション、予測されるビジネスレベル、将来的な収益、活動計画、予測される成長、市場機会、戦略、競争、および将来におけるその他の予測や目標に関する記述を含むもので、ここ挙げたものに限定されるものではありません。これらは、"will", "may", "could", "should," "would", "project", "believe", "anticipate", "expect", "plan," "estimate", "forecast", "potential", "intend", "continue", "target" などの言葉、およびこれらの言葉の変形および類似する単語の使用により特定される場合があります。将来予想に関する記述は本来、リスクや不確実性を含むものであり、実際の将来的な業績は、将来見通しに関する記述に含まれた、または示唆された業績の見通しとは大きく異なる結果となることがあります。実際の業績に影響を与えうる潜在的なリスクや不確実性には、以下のようなものが含まれますが、これに限定されません:会計および課税措置に関する期待に沿う能力および両社が取引を完了する能力;関連する税金およびその他の法律における変更;買収を完了させる能力;買収を完了させる条件;買収したビジネスの統合が、予測された以上に困難、時間がかかる、コストがかかるものであった場合;運営コスト、顧客の損失、ビジネスの分裂(従業員、顧客、クライアントおよび供給業者との関係維持に関する困難を含むが、これに限定しない)が予測以上に大きい場合;買収後のビジネスにおいて特定の主要従業員の維持が困難な場合;Mylanが予測した相乗効果や設定された時間内での取引に関する業務上の効率性、買収したビジネスの成功的な統合を達成できない可能性;予測または目標としている財務的およびオペレーション上の業績や結果;ビジネス上の判断を要し、製造、上市および/または販売の決定、直接または第三者を通じて、裁判によって最終的に解決していない特許侵害の申し立て中の新製品上市(at-risk launch)を行う能力(買収完了の前後において)を含むがこれに限定されない;いかなる現行の訴訟手続きの範囲、タイミングおよびその結果と、それらが財務状況、オペレーションの結果やキャッシュフローに与える影響;知的財産権の保護および保持する能力;顧客と供給業者との関係、および顧客の購買行動の変化による影響;重要な人材をひきつけ保持する能力;第三者との関係における変化;競合の影響;Mylan、および買収事業の経済的および財務的状況における変化;期待された相乗効果を得るために他の企業、製品、資産を補完的に統合または戦略的に買収するための潜在的なチャレンジ、リスク、コスト;マネジメントの管理を超えた不確定要素および事項;財務報告の準備に用いられる予測および判断の不確定要素、米国で一般に受け入れられている会計原則および関連する基準に従って、または調整された財務上の予測。マイランの業務に関するリスクや不確定要素に関する詳細は、証券取引委員会(SEC)に報告された2013年12月31日締めのマイランの年次報告書のForm 10-Kに記載、および2014年8月6日に報告されたマイラン現況報告のForm 8K、3014年6月30日締めのマイラン四半期報告のForm 10-Q、2014年9月30日締めのマイラン四半期報告のForm 10-Q、またその他の証券取引委員会(SEC)に提出されたレポートに記載されたリスクをご覧ください。これらのリスクおよびMylan買収事業や取引に関連するリスクは、New Moon B.V. (Mylan N.V.に名義変更され、本文内でMylanと記載)が2014年11月5日にSECに届け出たForm S-4の有価証券届出書、および2014年12月9日と2014年12月23日の改訂版、および2014年12月24日にSECに届け出た委任勧誘状、2014年12月24日にSECに届け出たMylanの趣意書に全て詳細に記載されています。MylanおよびMylan Inc. のSECへの届出についてはSECのウェブサイトwww.sec.govをぜひご覧ください。Mylanはこのプレスリリースの日付以降にいかなる文書の改訂および変更点を更新して公表する責任を負いません。